『神道の源流「縄文(JOMON)」からのメッセージ』の出版に際し、著者である伊勢神宮禰宜・吉川竜実さんとご縁のある数多くの方からの推薦文をいただくことができました。
今回は、その中から、夢を叶える学校代表で夢セラピストとしてご活躍中の武田葉子さんからのお声を紹介させていただきます。
武田葉子さんから推薦文をいただきました!
20年以上前、ガイア理論を知りました。ガイア理論とは1960年代に、イギリスの生態学者であるジェームズ・ラブロック氏が提唱したもので、「地球と生物が相互に影響しあうことで、地球がまるでひとつの生き物のように、自己調節システムを備える」「生物は地球環境に適応するだけでなく、環境に働きかけて変化させる」という説です。でもこの自己調節システムについて、ラブロック博士はこうもおっしゃっていたのです。「残念ながら地球の臨界点は超えてしまった」。ショックすぎて最初は言葉になりませんでした。それでもまだ何か方法があるんじゃないか?と必死に探すと、未来学者のアーヴィン・ラズロ博士が「人の意識には力がある。力があるからこそ何を思うかの責任がある。人々が宇宙意識を取り戻すこと!」とおっしゃっていることがわかりました。少し長いですがアーヴィン・ラズロ博士の言葉をご紹介します。
意識とは、時空を超えたホログラムです。意識の要素はお互いに関係していて、量子力学者が言う「非局在的量子もつれ」のことです。私たちの頭の中にあると思っている意識は、壮大な宇宙の一部にあるということです。宇宙意識の投影とも言えるでしょう。意識は、単純に脳で作られるものではないのです。意識とは宇宙に存在する何かで、私たちはそれを利用したり、解析したり、変換したり、解釈することで「意識」となります。本質的に宇宙の一部であるからこそ、「ホログラム」と言えるのです。全ての情報が含まれているから、私たちの頭の中にも宇宙すべての情報が潜在的にあって、ただ単にそこからどれくらい拾えるか、どれくらい使いこなせるかだけなのです。すべての情報は私たちの意識の中にあります。しかし、私たちはそのすべてを拾ってはいません。ほんの一部を拾って、考え方に使っているのです。知らないことは、認識することすらほとんどない。私たちの意識は宇宙にある情報から一部を選択したものなのです。自分で扱えると思う情報を選び取っているのです。より広い範囲の宇宙意識にアクセスし、解読できるようになることが「学び」というもの。私たちはその情報を理解し、使えるほどには成熟していません。私たちに与えられたエネルギーで遊んでいるだけ。そして、われわれ自身や地球を破壊してしまうリスクを負っています。今、地球を破壊しているように、私たちは思春期を卒業して、この宇宙の秩序の一部であることを認識して、節度ある大人になる必要があります。それが我々の運命なのです。もし私たちが進化し続けているホログラムの一部だとしたら、そして、その進化の一部を担っていると意識できるなら、その情報に沿って生きようと努力することでしょう。世界を認識するために情報を利用しようと努力することでしょう。その関係性は色々な形で証言されていますが、例えば、無償の愛、赦し、理解。フランス語で「理解することは赦すことである」という諺があります。赦しへの道の一つは理解することです。これは哲学的な概念ですが、我々が一つであることを理解する必要があります。自分を傷つけることなく人を傷つけるのは不可能です。反対に、もし我々が進化すれば この世界で成長し続けている意識全体が進化することになるのです。我々が進化することで宇宙の意識が進化するのです。それが我々の大きな責任です。
私はずっと、この宇宙意識って何?ということを求めて自分なりに学び、自分なりの考えがありましたが、吉川先生から神道のお話をお聞きするたびに「神道は宇宙意識」としか思えず、とても嬉しくなりました。さらに吉川先生のご本を通じて「縄文意識も宇宙意識だ」と感じたのです。だからこそ1万年以上も平和に自然と共に暮らせた。その縄文意識を一人ひとりが取り戻し、地球で平和に暮らせることへのヒントが詰まったご本だと思っています。ありがとうございます。
武田さん、素敵な推薦文をありがとうございました!
武田葉子さんプロフィール
銀行、社会保険事務所、生命保険会社、幼児右脳教育教師、銀行住宅金融公庫の仕事をしながら、妊婦中もガイアシンフォニー自主上映などを主催。
20年以上前より世の中の仕組みに興味を持ち自己学習、学んだことをいかに実生活に活かせるかを自分の生活の中、仕事場、家庭内で実践。友人にも試してもらい、人は考え方次第で良くなる可能性があると確信を持つ。
三女出産と共に一般的な仕事は退職。
「いのちは意味があって誕生し、その人にしか出来ない何かがあり、それを見つけ磨き輝かす。」をコンセプトに【夢を叶える学校】を友人と共に2004年立ち上げ、2008年2月4日株式会社夢を叶える学校を起業。経済と地球のあり方を問う。
人が元気になれる企画をし、喜びのお金の循環を目指しながら、ひとりひとりが輝ける未来を希望。ひとりひとりの魂からの夢を叶えることが地球の夢を叶えることになると信じて・・・
バンクシアブックスVol.22『夢を叶える学校』著者。