800年近く読み継がれてきた
「世界一難解な哲学書」ともいわれる
道元さんの 『
現代の“禅の達人”立花大敬さんならではの柔らかな言葉によって表されたとき、
道元さんが伝えたかった
躍動するみずみずしい“いのち”は、
「あなた自身」の中で動いていることを
きっと感じるはずです。
日本に禅の思想を確立した禅僧の一人、
曹洞宗の開祖・道元禅師(1200〜1253)が
生涯をかけて執筆した仏教思想書
『
全87巻に及ぶ『正法眼蔵』のエッセンスが凝縮された『現成公案』は、
「悟りの実現」を説く最重要巻といわれています。
文章の難解さから人生の大半以上を費やす研究者もいる『現成公案』を、
すべての人が“自分のこと”として感じられるように優しく説いてくれるのが、立花大敬さんです。
19歳で禅の世界に入門してから50年あまり
「いのちの世界の本質」を探求してきた“禅の達人”立花大敬さん
「日常の実践の中にこそ真理がある」ということを
お日様のように温かい言葉で伝える大敬さんは、
経営の神様と呼ばれる船井幸雄さんや、
日本一のお金持ちといわれる斉藤一人さんなどの識者から高い評価を得ています。
立花大敬さんのこれまでのシリーズの中には、
大敬さんが後世に残しておきたい講義を厳選した全6回のDVD
『立花大敬 音声講義 大全集』も!!
大敬さんご自身、19歳にして全く理解できず、「もっとわかりやすく書けよ」と思わずゴミ箱に捨てたというほど読み解くことが難しい『正法眼蔵』。
その『正法眼蔵』のエッセンスが集約された『現成公案』が、以下12章に分かりやすく書かれています。
禅入門/内山
「アリ」の課程 ―ハラハラ、ギクシャク― /「ナシ」の課程―スラスラ、ピタピタ―/「アリ」・「ナシ」交互に踏んで/欠点も弱点も、みんな生きてくる
迷・悟の定義/安心して迷えたら本物/迷いに徹したら悟り/
瞬々切り換え/臨済禅師『
モノマネじゃない/おシャカさまの開悟/私は私/イヌ君も仏様/自己イメージの鎖/鎖をほどく坐禅/生かされている私の発見/無我と真我/私のアリ・ナシ体験/身心脱落・脱落身心/他者・世界イメージの脱落/迷悟という禅の神話/哀しい、
「法」とは?/
心と世界の関係/君が選び取った世界/〈今・ココ〉に成りきる行/「行」の力/編み物という行/「行」の効果/いのちの本質は「行」/「干しぶどう三粒療法」
人生の
悟りは所有できないが使用できる/無心になれたら「悟り」が宿る/オシッコの水にも悟りの月が映る/悟りの深浅は、志の高低で決まる/大器の人ほど悟るのが遅いもの/悟りはレンタカー/ペアのマグカップ
形じゃない/一本足で立つ/カラッポ財布/アタマの限界/いのちのボールのサイズ
行の風景/鏡のたとえ/
失敗する自由 /腕組み魚君 /『ダメでマル
流れ作業式生活法 /アメーバ式生活法 /カラッポ財布で要るだけ引き出す/『
永遠・普遍を〈今・ココ〉に盛る/僧の誤った悟り/有限の絵の具で無限を表現する/『トキジクのカグのコノミ』/
本気・無心・大信念/私は私に帰る/トントントン
(1)『公』とは?/(2)『公』の『現』について/(3)『案』とは何か?/(4) 『案』の『成』について/(5)『公案現成』について/(6)『現成公案』について