『神道ことはじめ』出版に寄せて 石田秀輝さんから推薦文をいただきました

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日本に古来より受け継がれてきた「神道」の宇宙観を世界へ向け分かりやすく解説した『神道ことはじめ』の出版に際し、著者である伊勢神宮禰宜・吉川竜実さんとご縁のある数多くの方からの推薦文をいただくことができました。

今回は、その中から、東北大学名誉教授で、「持続可能な社会モデルを」科学と工学の視点から模索されている石田秀輝さんからのお声を紹介させていただきます。


石田秀輝さん より推薦文をいただきました!

本書は、『神道とは何か?』を基盤に、日本人の感性(アイデンティティー)を色々な切り口から再認識させるものである。

今、文明は大きな壁にぶつかっている。それは地球環境と現在の資本主義の2つの限界に同時に解を出さねばならないという、過去に経験したことの無い危機を我々自身がつくってしまったからである。自然を蔑ろにし、豊かさの価値観をお金という物差しだけで測った結果である。

では、これから我々はどのような豊かさを求め、どのように暮らし、どのような社会を創ってゆかねばならないのか、それに明解な解を与えてくれ、それを誘導できるのは日本人が持つ感性であることを優しく教えてくれるのが本書である。

そして、その根底に流れている「自己と他者とは違うことを知ることが知恵であり、その違いを認めることが叡智である」という概念は、今、まさに世界で問われている自由の相互承認という民主主義の原点なのである。

石田秀輝さん、素敵な推薦文をありがとうございました!

石田秀輝さんプロフィール

地球村研究室代表、一般社団法人サステイナブル経営推進機構理事長、東北大学名誉教授、星槎大学特任教授、 酔庵塾塾長

★近著は以下: 『生命文明の時代』 Next Publishing Authors Press (2019) 『ありがたーい生き物たち』リベラル社(2019) 『Lifestyle and Nature』 Pan Stanford Pub.(2019) 『すごい技を持つ生物図鑑』文研出版」(2019) 『正解の無い難問を解決に導く バックキャスト思考』 ワニプラス (2018) 『光り輝く未来が、沖永良部島にあった!』 ワニブックス(2015)

★ サステイナブル経営推進機構(SuMPOサンポ) https://sumpo.or.jp/
酔庵塾HP http://suianjuku.com
地球村研究室ブログ https://ameblo.jp/emileishida
すごい自然ショールーム http://nature-sr.com/

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