【目の健康ケア講座レポート!】目ヂカラ筋をケアして目もとを美しく! 「美と健康のカギは目の筋トレ」にあり!

2022年4月開催の「クリアな視界を取り戻そう!目の健康ケア講座」では、『キャッチアイ』開発者の飯島伸行さんをお招きしました。目を酷使する現代人において、目が疲れる原因から眼筋と美容の関係、目と脳やココロの関係、日々の生活でも取り入れられる目からウロコの情報まで、セミナーの一部を抜粋してお届けします。

講師プロフィール
株式会社Re・born 代表取締役 飯島 伸行いいじま のぶゆきさん

大学卒業後、23年間美容業界に携わり4年前に株式会社Re・bornを立ち上げる。
現代病ともいわれる眼精疲労で悩むお客様が必要なことは何かを考え、オリジナル眼筋トレーニング機器「Catch – i」を開発、同年販売を始める。全国のエステサロンや美容室、整骨院などを中心に現在百貨店やスポーツクラブなどで導入し販路も広がっている。
プロゴルファーの浅地洋祐選手と2021年スポンサー契約をし、全米オープン出場、マイナビABCチャンピオンシップ優勝など優秀な成績を収めている。
昨今携帯の普及やブルーライトの普及により眼の環境が悪化の傾向にあり、「目の筋トレ」を通じて体の不調や精神面の不調を解消する有効な手段を提案する企業として活動。

眼精疲労の原因は、目の周りの‟筋肉のコリ”

人類史上かつてない「超近視時代」ともいえる現代は、ブルーライトを発するPCやスマホの使用過多などで目を酷使しています。テクノロジーは進化しても、目そのものは古代から無防備なまま。むしろ退化しているといっても過言ではありません。なぜなら現在、裸眼で生活できている人は全人口の3割で、9割もの方々が眼精疲労を感じているという調査結果も出ているほどの状況だからです。

この眼精疲労の原因は、目の周りの”筋肉のコリ“。眼筋(眼球周り6種の筋肉)や水晶体の厚み調整の筋肉(毛様体筋)の筋肉疲労です。

眼精疲労は寝ても解消されにくく、視力の低下、首・肩のコリ、頭痛、めまい、吐き気、倦怠感、イライラ感などの全身の不調が見られることが特徴です。さらにこれらの症状が継続的に繰り返されるといわれています。眼精疲労からくる肩コリや頭痛はマッサージなどで外から働きかけても解決しにくく、根本ケアが必要なんです。
そこで何をすればいいのか?と探究するうちに、6種の外眼筋が柔らかければ眼精疲労になりにくいことがわかりました。筋肉は鍛えればいいので、緊張してガチガチになった筋肉をストレッチさせて柔軟にすることが効率的だという結論に至り「眼筋をトレーニングする方法」(以下「目の筋トレ」)を開発し、そしてこれを試した人々から、感動の声を次々といただくようになったのです。

眼精疲労の原因は、緊張してガチガチになった眼球周りの“筋肉のコリ”

‟見た目印象”がガラリと変わる!?

「目の筋トレ」をすることで、見る力はもちろん、脳や自律神経、見た目まで広範囲に渡って良いことがたくさんあります。見た目印象を変えるのも、目周りの筋トレがカギとなり、内側から直接目や顔全体の筋肉に働きかけることができます。特に女性は筋肉量も少ないので眼輪筋が衰えると、目玉の下にある脂肪がプクっと前に出てきてしまう目の下のたるみや上瞼が重く垂れさがってくる眼瞼下垂などが起こります。また口輪筋ともつながっているので、ほうれい線などにも影響しています。

年齢とともに目が小さくなりがちなのは、眼輪筋が固くなり委縮することが原因だといわれています。目はエステなどで縦に大きくすることができても、横に大きくするのは、難しいそうですが、「目の筋トレ」を毎日している80歳の女性の目が縦にも横にも大きくなり褒められるようになったと喜ばれていますよ。

眼輪筋が衰えると、目の下のたるみや眼瞼下垂、ほうれい線などが目立ち、垂れ下がった印象のお疲れ顔に!

また「目の筋トレ」をすると、中に入り込んでしまった唇がキレイに出てきます。若い女性って鼻の下が短くて、アヒル口ができやすいと思うのですが、年齢とともに鼻の下がたるんで伸びてくると、唇が中に入って薄く見えるんです。それが目の筋肉を鍛えるとまた唇が現れてアヒル口ができるようになります。実は男性は鼻の下が短い女性を選ぶ傾向があって、それは若い女性を本能的に見分けているといわれてますね。

「目の筋トレ」をすると、ピントが調節しやすくなるため、基本の見る力もアップします。近視・乱視・老眼・飛蚊症などまで改善が期待でき、とくに喜ばれるのが夜間の運転ですね。夕方になると視野が狭くなったように見えにくくなり、脳の判断が遅くなります。「目の筋トレ」で動体視力が鍛えられると、夜間の運転がとても楽になります。

”目は脳を映す鏡“ともいわれるほど脳と密接に関わっていて、モノを見ると脳へ信号刺激が送られ、脳が活性化します。それがクリアに見えていないと、電気信号が届かず正しい認識に時間がかかります。人間は外部の情報の約8割を目から得ているため、視力が低下すれば得られる情報が少なくなり、必然的に脳に送られる情報も減少してしまう。脳は使わなければ機能がどんどん衰えていく器官です。目が悪くて見ることをあきらめてしまうと、認知症になるスピードが加速するともいわれ、逆に白内障の手術をすると認知機能が回復するという結果もあるほどです。他にも脳疲労をリセットするには「目の筋トレ」で目をリセットするのが一番の早道です。脳が疲れるっていうのは、確実に目の疲れなんですよ。

また、学習塾で試した実験では、「目の筋トレ」をした後の生徒たちの暗記能力が3〜4割もアップしたそうで、その結果からも脳内の活性は目の環境と直結しているということがお分かりいただけると思います。

“目は脳を映す鏡”ともいわれるほど、目と脳は密接にかかわっている。

自律神経の8割は、目の横を通っていますが、「目の筋トレ」をしたら、胃腸の調子が良くなって元気になったというお声があります。自律神経と女性ホルモンも密接に関係しているので、生理不順やPMS、更年期の不調や気持ちの落ち込みやイライラがある方ほど目が疲れていることが多いんですね。「目の筋トレ」で”緊張“と”リラックス“の自律神経の切替えバランスが整うから、「肌の調子や髪や爪までキレイになった」「睡眠の質が高まってよく眠れるようになった」という人がたくさんいらっしゃいます。自律神経が整った状態で良質な深い眠りにつくと、寝入り3時間で成長ホルモンが分泌され、細胞の再構築から代謝を上げ、デトックスまで睡眠中の体内活動が高まります。

さらにうつ病の方は睡眠障害をお持ちの場合が多いのですが、「目の筋トレ」体験会で5分だけ試された方が、翌日「7年ぶりにしっかり眠ることができました!」とわざわざ報告しに来てくださり、本当に嬉しかったですね。睡眠でお悩みの方はたくさんいらっしゃるので、目からのアプローチもぜひ試していただきたいです。

他にもご相談いただくのが、レーシック手術を過去にされた方が、数年経って視力が低下してしまったという件です。レーシック手術は、水晶体というレンズを薄く切って遠くが見えるようにピントを合わせるのですが、7年ほどで見えにくくなったというお声が多いんです。そんな時に「目の筋トレ」をすれば、自分の筋肉でちゃんと動くようになり、見えやすくなるのでぜひ試してほしいですね。

最後に、目の疲れをとる日常で簡単にできるセルフケアとして、”20・20・20の法則“をお伝えします。「20分スマホやPCなどで作業をしたら、20秒間、20フィート(6m)離れたものを見る」という方法で、簡単に疲れ目をリセットできるので、ぜひお試しください。”20・20・20の法則“を習慣にしてみると、目の負担が格段に楽になるかもしれません。

眼精疲労の自覚症状がなくても、「超デジタル時代」に生きる私たちの目は、体の中で最も働かされている場所で、目のダメージは蓄積されています。スマホやPCを見る時間は、家族の顔を見るよりも長いという人も多いですよね。目は大切な臓器です。死ぬまで自分の目で見てもらいたいので「目の筋トレ」をぜひ生活習慣にしてほしいと思います。筋肉は1日鍛えただけでは戻ってしまうので、ぜひあきらめないで継続していきましょう! 目の環境を良くしていくことで、皆さんの生活の質を高めていくお手伝いができれば、開発者としてこんなに嬉しいことはありません。

(文責:石塚 夕子)

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