創業30周年感謝祭レポート:SITHホ・オポノポノ代表KR女史

創業30周年感謝祭

私という存在が「無」から生じた光に戻れば、地球も本来の輝く姿を取り戻す

今この瞬間の自己を内省し、自己を「無」にするためにクリーニングをするハワイ発祥の問題解決法SITHホ・オポノポノ代表のKR女史。「わたしが輝き、地球も輝く」というテーマのもとで語ってくださった内容を凝縮してお伝えいたします。

KR(カマイリ・ラファエロビッチ)さん

SITHホ・オポノポノの創始者、故モーナ女史の一番弟子であり、19歳の頃から現在まで、およそ40年間にわたってホ・オポノポノを実践。モーナ女史よりボディーワーカーとしての役割を唯一引き継ぎ、クライアントとして数多くの著名人が訪れている。また、ハワイでは不動産業を営み、経営者やコンサルントとしての一面も。MBA経済学マスター、R不動産、MATマッサージセラピストライセンス所持。

私たちは本来「無」から生まれた光なのですが、ウニヒピリ(潜在意識)に溜めこまれた感情の「記憶」によってウハネ(表面意識)がとらわれると、神なる存在やアウマクア(超意識)から分離されて問題を体験するのです。

つまり、もしあなたが葛藤を抱えていたり誰かと争っていることがあるなら、相手の人だけでなく地球も含めてみんなが共有する記憶を抱えてがんじがらめになっているということ。すべての存在が、超意識と神聖なる存在とのつながりを断たれているわけです。

2人の間で記憶がもつれた状態
(超意識と神聖なる存在から、互いに分離してしまっている)

そこで記憶を消去し、アウマクアと神聖なる存在とのつながりを取り戻すことで、問題解決へと導くインスピレーションが降りてきて本来の無と光に戻ることができるという実践的で合理的な方法がSITHホ・オポノポノなのです。

そのために必要な2つのことを確認しておきましょう。

1つは「私」とは何者なのか? それはウハネ、ウニヒピリ、アウマクア、神聖なる存在からなる存在で、それぞれに果たすべき役割があるということ。

2つめはクリーニングによって問題解決のための循環が発動するということです。

クリーニングの流れと循環

①記憶を消去すると決める→②ウニヒピリが記憶を集めてアウマクアに上げる→③アウマクアが精査して神聖なる存在に上げる→④⑤⑥記憶を消去して「無」がつくられ、インスピレーションがおりてくる。内なる家族のつながりを取り戻す

「わたしが輝き、地球も輝く!」というテーマですが、自分が住んでいる家や土についてイメージしてみてください。土地にも建物にも、ひとつの個性(アイデンティティ)があります。長い歴史の中で、戦場の流血や怨念、掘削工事などの痛々しい記憶が積み重なっているかもしれません。その土地に関してあなた自身の内側に生じてくる感情や思考などの体験は、土地が抱えてきた記憶です。それらをあなたが消去すれば、土地からも記憶が消去されていきます。

例として私がお世話をしている土地についてお話しますね。写真は私の事務所で、この建物は築百年以上もあるとても古い魂なんです。かつてここでは麻薬売買がなされ犯罪者が住んでいたこともあるなど、あらゆる悪が行われていたので、土と建物がその記憶に苦しんでいました。

そこで私は毎日敬意をもって「どうしてほしい?」と話しかけ、望むように整えていきました。みんなが「そんな古小屋は取り壊して新しくしなさいよ」と言っても素晴らしい存在として関わり続けているうちに、「バブルちゃん」という名前があると教えてくれました。

この記憶がクリーニングされていくにつれてバブルちゃんは素晴らしい清々しい場所になっていき、今では私にとってとても居心地のいい事務所として関わってくれています。

KR女史の土地と事務所(バブルちゃん)

そのコツは、今この瞬間に見聞きする、あらゆる情報によって自身の内側に生じる思考や感情に焦点をあてることです。問題は外側にはなく、元々あった記憶が再生されているだけなんです。内省してありのままの自分をケアしながら、「ありがとう、愛しています」「ごめんなさい、ゆるしてくさい」と自身に伝え続けることです。

私たちが記憶を消去すると決めて手放し、神聖なる存在に解決を委ねることで、土地つまり地球と共有している記憶もんどん軽くなります。自分自身の記憶を消去するだけで、みんなが超意識と神聖なる存在とのつながりを取り戻すのです。

私たちは地球なしに生きていくこはできません。その尊敬の念をどのようにして形として残せるのかについてもクリーニングできます。そうして自身をクリーニングして「無」から生まれたとしての本来の自己を生きることで、地球という土地そのものも同様に本来の輝く姿を取り戻すことができるのです。
(文責:高木みのり)

対談のひとコマ

「私たちが輝き地球も輝く」未来はどんな状態だと思いますか?とスタッフが最後に質問すると、

吉川さんから「未来にフォーカスするのではなく、神道で今この瞬間を理想の時代としていますので、やはり自分の心の中を内観しなくてはいけないと思いますし、自分が輝きさえすれば人類(地球)全体が輝くのはないかと思っております。」とのお答えが。

KR女史が「その通りです!先生のお答えが素晴らしくてパーフェクトですので、私からは何もつけ足すことはありません。先生のお答えがパーフェクトなんだもの!」と親指2個と「最高の波に乗れた」感謝と愛情と尊敬を表すジェスチャー「ハワイアンシャカ」を吉川さんに伝え、お2人が笑顔でハワイアンシャカをする姿が感動的なラストでした。

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