あまざけは、美容と健康を支える発酵ドリンク

米麹あまざけ ステキな発酵生活

あまざけには2種類ある

甘酒(あまざけ)には、 米麹(こめこうじ)からつくる「米麹あまざけ」と、酒粕(さけかす)からつくる「酒粕あまざけ」の2種類があります。

「米麹あまざけ」は、からだが喜ぶ発酵ドリンク

砂糖やアルコールを使用せず、米麹だけでつくるあまざけは、麹の酵素がお米に含まれるでんぷんをブドウ糖に変えるため、砂糖を使わなくても自然な甘みが楽しめる日本の伝統食品です。
アルコールを含まないため、小さなお子さまから妊婦さんまで、どなたでも飲んでいただける、からだが喜ぶ発酵ドリンクです。

酒粕を薄めて砂糖を加えてつくる「酒粕あまざけ」

日本酒などのもろみを圧搾した後に残る白色の固形物(酒粕)を水に溶かし、砂糖を加えてつくるあまざけ。微量のアルコールが含まれ、独特なお酒の香りと甘みがあります。

今回は、からだが喜ぶ発酵食品である「米麹あまざけ」をお伝えいたします。

あまざけは、栄養満点の発酵食品

米麹あまざけは、米を発酵させる際に米のでんぷん質をブドウ糖に変化(糖化)させています。お砂糖は使用していませんが、ほんのりとした甘みにからだも心も癒されますね。
ブドウ糖はすぐエネルギーとして使用でき、単糖類に分類されるため、太りにくくエネルギーになりやすいのが特長の糖類です。

米を発酵させてつくられるあまざけには、必須アミノ酸、ビタミン類(B1、B2、B6、B12)やミネラルが含まれています。さらに、発酵食品のためからだになじみやすいことから「飲む点滴」とも言われ、栄養補給に大変適しています。

江戸時代、夏の栄養ドリンクだったあまざけ

じつは江戸時代には、夏バテ予防のために冷やした米麹あまざけが飲まれていたそうです。

江戸時代、冷蔵庫など冷たいまま保存する技術が発達していなかったため、食中毒が原因で夏の死亡率が特に高かったようです。
からだが衰弱して何も食べられず、なんとかして食べてもからだが栄養を吸収できずに死にいたることが多かったのだそうです。

そんな中注目されたのが、栄養満点でからだに吸収されやすい米麹あまざけ。
その時代の救世主となり、甘酒売りが町中を売り歩いていたと伝えられています。


夏になると「甘酒売り」が町を行き来したといわれる江戸時代。砂糖は高価なので庶民には手が届かず、甘酒が好んで飲まれていたそうです。

美肌・オナカ環境にも良い働き

さらに、あまざけはオナカ環境の改善にも一役かってくれます。
オナカ環境がととのうとお肌にも良い影響を与えてくれますね☆
また、麹に豊富に含まれている「コウジ酸」が美肌にもいいとも言われますし、麹は化粧品の成分としても人気を博しています。
日本の伝統食であるあまざけを日々の食事やおやつに取り入れることで、美と健康を保ちたいですね。

☆栄養満点 ☆からだになじみやすい ☆お腹にやさしく、便秘対策にも ☆腸美人は肌美人 と、からだに嬉しいあまざけ。
最近の発酵ブームで、近くのスーパーでも手に入りやすくなりましたが、おうちでも簡単につくれることをご存じですか?
材料(米麹、ご飯、水)を炊飯器に入れて保温ONするだけで完成の手づくりあまざけをご紹介します♪

手づくりあまざけのご紹介

簡単☆手づくりあまざけ

材料

◎米麹 ◎炊きたてのご飯 ◎水

つくり方

1.【米麹:2 炊きたてのご飯:3 水 :7】の割合で材料を全部炊飯器に入れ、よくかき混ぜます。

2.炊飯器を「保温」状態にしてフタをし、約8時間置けば完成。

◎冷蔵庫で保存すれば、3~4日持ちます。
◎お好みで、米麹やお水の量を加減してください。

おすすめします!石室で育った、手づくりの生米麹

手づくりあまざけの材料に欠かせない米麹。トータルヘルスデザインでは、『お米の花々(おこめのはなばな)』という生米麹をおすすめしています。

大正7年から続く秋田県の老舗こうじ店で、手間ひま・愛情込めて手づくりされたこうじ

農薬を使わず、大切に育てられた有機栽培米を使用し、職人さんがひとつひとつの工程を見守りながら、手づくりでつくられる米麹『お米の花々』。

機械では麹の育ちを管理できないため、夜中も2時間ごとに温度と湿度の確認をされています。
まるで子守りをするように、愛情を込めて見守りながらつくられています。


職人さんが手づくりで大事に、愛情をたっぷり込めてつくられています。

『お米の花々』は、約100年間使い続けられている醗酵室「石室」で育ちます。
この石室には独自のこうじ菌が棲みついていて、ここで育ったこうじは芯まで白く、綿のようにふわふわ♪
生きたこうじのエネルギーに溢れ、噛んだ瞬間にやさしい甘さが口いっぱいにひろがります。


約100年間使い続けられている発酵室「石室」

あまざけの他にも、塩麹や醤油麹などなど、ご家庭での発酵食品づくりにも大活躍♪
冷凍で届きますので、使いたい分だけ自然解凍し、後は冷凍庫で保存できるのも嬉しいところです。

商品のご紹介

生米こうじのエネルギーとうまみがたっぷり詰まった、手づくりの糀(こうじ)。解凍してそのまま食べて、甘酒や塩こうじ、醤油こうじづくりに使って、おなか元気な毎日を!

すぐに使える、マルカワ味噌さんの『有機あまざけ』

「忙しくて、あまざけをつくる時間がない~」「すぐに使いたい~」そんなときは、自然豊かな福井県のマルカワ味噌さんのあまざけがおすすめです。

味噌蔵を持ち、有機栽培、自然栽培の食品を製造・販売しておられるマルカワ味噌さん。
現状、市販の種麹菌を購入して味噌づくりを行うことが多い中、製造元のマルカワ味噌さんは、種麹菌を自家採取して味噌づくりを行っておられる、とても貴重な味噌蔵さんなのです。

『有機あまざけ』は、厳選された国産米のデンプン質を糖に変換する麹の力を利用して、麹と水だけでつくられたあまざけ。
自家採取した4種類の麹菌がそれぞれ少しずつ異なった働きをするため、糖化力が強く糖度が40度以上あるのが特長です。

お水やお湯で1.5~2倍程度に薄めて毎日の健康ドリンクとして飲んでいただくほか、お料理にお使いいただくのもおすすめ♪
甘みが強いので、煮物や汁物の甘みとしてみりんや砂糖代わりに『有機あまざけ』を使っていただくほか、お菓子づくりにもとっても合います。
(きんぴらやうどんのだしに使ったら家族から好評でしたし、蒸しパン(ケーキ)に使うとあっさりした甘みにからだも心もほっこりしました♪)

自然な甘さの手づくりあまざけ、麹菌の力で高い糖度が特長の『有機あまざけ』。
皆さまの生活スタイルに合わせて使い分けていただくことで、きっとからだが喜ぶ発酵食を楽しんでいただけることと思います。

ステキな発酵生活、始めませんか♪

商品のご紹介

麹と水だけでつくられた、昔ながらのあまざけ。毎日の快腸生活のおともに♪また、みりんやお砂糖などの調味料代わりに使って発酵生活をお楽しみいただけます。

ステキな発酵生活

からだは食べたものでつくられます。元気にいきいきと毎日を過ごすために、エネルギーたっぷりの食べ物を取り入れたいですね。日本が誇る食文化「発酵食」は、私たちの“美しく元気なからだ”づくりに欠かせない、微生物からの贈り物。日々の食生活に上手に取り入れることで、からだも喜びます。トータルヘルスデザインでは、発酵食品が持つ「元気の力」に着目、美と健康を支える元気な暮らしをご提案いたします。

※発酵・・・食物が、微生物(乳酸菌、麹菌、酵母など)の働きによって分解され、私たち人間に有益に作用すること。

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