【コラム】愛と調和、「場」

その他

一人ひとりの意識が創り出す愛と調和の世界。
集まるほどに大きく強く、広がっていくのではないでしょうか。
それはまるで、一滴の水の波紋が広がっていくかのように。

自分と調和すれば、おのずと愛へ向かう。

「あの人のように生きられたらどんなに幸せだろう……」なんて、誰しも一度くらいはそんなふうに思ったことがあるのではないでしょうか?
彼のような才能があったら、彼女のような愛嬌があったら、もっと人生が楽しいかもしれないのに・・・って。
でも、たぶん私たちの魂は、「本当はそうじゃない。自分という人間をめいっぱい楽しめたら、それこそが幸せなんじゃないか」ってもう気づいているように思います。

では、どうしたら自分を思う存分に楽しみ、自分の人生に集中して生きることができるのでしょうか。
そこで大事になってくると思われるのが、「愛」と「調和」、そして「場」です。

そこで、自分の楽しいことを追求する天才、ゼロリスト活動家の山田光明さんにもお話しを伺い、愛と調和と場について考えてみました。
山田さんは、「調和とは自分が楽しんでいること」だとおっしゃいます。
自分の楽しいことに没頭している時、自分との調和が始まります。そして、当たり前ですが自分と調和していなければ、自分以外の存在と調和することはできません。
でも、“自分が楽しむこと”を自分に許し、自分と調和すれば、その人の意識はおのずと愛へと向かいます。
そして、愛は広く、誰かの幸せを願います。あふれた水が隣のコップを満たすという例えの通りに・・・。

誰かの幸せを願って生きている時、人は自分以外の誰かになることを望んだり、誰かの考え方が間違っていると思うことさえなくなってくるのかもしれませんね。

自分の足元から愛と調和の「場」を。

そしておそらく、自分と調和し愛の状態でいるためには、「場」がとても大きな役割を果たしているように思います。
この宇宙は全てがエネルギーで出来ていているといわれているように、自分がいる「場」にもエネルギーが遍満し、私たちに影響を与えています。

例えば、ある実験では物が散乱したテーブルに置いたコーヒーは整理整頓されたテーブルに置かれたコーヒーよりもエグ味が出るなど、エネルギーの違いで味が変わってしまうという結果もあるそうです。
このように日常の暮らしにおいても影響を受けていますし、パワースポットや聖地などと呼ばれる非日常な「場」に至っては、清々しい気持ちになったり、心身とも元気になったりと、強く影響を受けたりしますよね。

つまり、自分のいる場所が愛や調和のエネルギーであるのか、はたまた不安や不調和などのエネルギーであるのかによって、受ける影響は大きく違ってきます。

でも、たとえケカレチ(気枯地)などと呼ばれる場所であったとしても、自然が持つ浄化の力などを深く理解して作られたアイテムを活用するなどし、愛と調和のエネルギーが満ちる環境に整えていくことだってできます。

愛や調和を観るのか、悲しみや憎しみを観るのか、その選択のすべては、私たち自身にゆだねられていると言ってよいと思います。
だからこそ、エネルギーチャージの目的で神社などの「場」に行くのと同じくらい、自分の足元から愛と調和の「場」を意図して作り出す。
そのことは、自分を起点に周りの人へ良いエネルギーを広げていく好循環のコツともいえるでしょう。

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